「記号論と社会学」 というタイトルではあるが,内容の大半は記号論入門だ. 入門書としてはわかりやすいが,あまり新鮮さはない. 社会学のながれの一部としてレヴィ・ストロースがとりあげられているが,これは記号論に興味をもってきたひとにはおなじみのなまえだ. この本が出版されたのは 2004 年だが,内容は 1980 年代に話題になったことだ. それというのも,この本はもともと 1886 年に大学で発行されたものをもとにしているということがわかって納得した.
評価: ★★★☆☆
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