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公的/民間保険をあわせてあつかっているのはよいが,「なんでも」 わかるわけではない ― 井戸 美枝 著, 「医療保険のことがなんでもわかる本」

「医療保険」 がタイトルにふくまれる本のおおくは民間保険だけをあつかっている. そのなかで,この本は公的な保険と民間保険をあわせてあつかっている. しかし,これで 「なんでも」 わかるのかというと,全然そうではない. 保険にはいるかどうか,あるいは健康保険についてかんがえるときでも,それにほんとうに利点があるのかどうかをかんがえる必要があるだろう. 健康保険がかかえる問題点や,民間保険にはいる場合とはいらない場合との比較などが書かれていなければ 「なんでも」 わかるとはいえないだろう.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 医療保険のことがなんでもわかる本@ [bk1]医療保険のことがなんでもわかる本@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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