著者はこの本に 「記号学を超えて」 という比較的わかりやすいタイトルをつけておきながら,最後になってそれを 「確信に反対して」 にかえることを 「提案」 している. つまり,著者はこの本そのものを脱構築しようとしている (しかも最後までその過程にある). それがこの本を理解するのをむずかしくしているといえるだろう. しかし,記号学 (の先) にはそういう道しかのこされていないのだろう.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 記号学を超えて@ honto, 記号学を超えて@Amazon.co.jp.
注記: honto の 書評 と Amazon.co.jp の 書評 に投稿しています.
キーワード: