著者は戦争を希望するという. しかし,どこの国とどういう戦争をするというのか? この本には海外の話,外交の話などまったく登場しない. フリーターとしてかろうじて生きている若者にはそんなことをかんがえる余裕もないということだろうか? しかし,相手のない戦争はありえない. 戦争に関するイメージもとてもふるい. これから戦争がおこるとしても,たぶん,もっとちがったものになるだろう. 著者の主張は一見すじがとおっているようにみえるが,そういうわけで,うつろにひびく.
評価: ★★★☆☆
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