4 月に会社の社員証が変更された. それまではクレジットカードと社員証が一体化されていて,社内であればどこの食堂でもそれをつかうようになっていた. ところが,4 月以降は事業所ごとにあつかいがかわっている. 出張してあちこちの事業所にいくとトラブルばかりであたまにくる.
勤務先は戸塚なのだが,そこではプリペイド・カードをつかうようになった. ほかではみたことがないカードだ. 最近,国分寺に出張したのだが,そこでも同種のプリペイド・カードをつかっている. なにもかんがえずにいつものプリペイド・カードをつかおうとしてパニックにおちいった.
「そのカードはつかえません」 といわれるが,原因までは表示されない. 食堂のひとにきいても最初はわからなかった. ようやく他事業所のカードはつかえないということがわかった. そうすると,あちこちの事業所にいくひとは,事業所ごとにプリペイド・カードをもたなければならないというバカなことになる.
国分寺にいくことはまれなので,いったんカードに 1000 円チャージして,つかいおわってからはらいもどした. 以前ならただクレジット・カードをつかうだけですんだのに… しかも,ここでも腹のたつことがある. 返金するときは硬貨なのに,チャージするときには 1000 円札でなければならない. だから毎日 (あるいは数日ごとに) 返金をくりかえすと,財布がおもくなっていく.
ここでは数日後またトラブルにまきこまれた. つかいおわってからはらいもどそうとしたが,1 台しかないチャージャがつかえなくなっていた. チャージしたままだとわすれてしまうし,よけいにカネをはらったままにしておくのは気分がよくないので,あとでもう一度きて,はらいもどした. なんと,てまのかかることだ.
どこの事業所でもこんなバカなことをしなければならないのかとおもったら,そうではなかった. 翌日は新川崎に出張したら,そこではスイカ / パスモをつかっている. ここにくるひとはたいていスイカをもっているから,それでしはらうことができる. このように,よのなかの標準にしたがえば,そとからくるひとはもちろん,その事業所ではたらいているひとにも便利なことはまちがいない. 他の事業所もぜひ,みならってほしいものだ.