「親を長生きさせる」 というが,その親というのは何歳くらいをかんがえているのだろう. それによって,やるべきことはずいぶんちがってくるのではないだろうか? 「コラム」 に登場するのが 30 〜 40 歳のひとであることからすると,親は 70 代くらいをかんがえているようでもあるが,よくわからない. そういうわけで,この本に書いてあることは具体的な 「親」 のイメージにむすびついていない.
電動歯ブラシをおくるとか,エスプレッソ・マシンをおくるとかいうことが書いてあるが,おくったものはほんとうにつかってもらえるのだろうか? この本を読んで安易に親孝行をこころみても,自己満足におわる可能性がたかいだろう.
評価: ★☆☆☆☆
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