老後の生活のためのひとつのかたちである 「グループリビング」 について,国内のさまざまな施設を中心として,ヨーロッパの例もすこしおりまぜて,書いている. さまざまな例をまとめた本としては標準的なできだろう.
施設を短期間取材してスタッフなどの話をきいて書けるのはこの程度だろう. しかし,施設をやめたひとの話などがあると,なぜやめたのかが気になる. たとえ調査できても個人情報だからそこまで書けないのだろうが,読者が自分は 「グループリビング」 にむいているのかいないのか,判断できる材料がほしいようにおもう.
評価: ★★★☆☆
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