生きがいをみいだせるような具体的なことについて書いているわけではないが,どうすれば生きがいを感じられるようになるか,どうやって生きがいをみいだせばよいか,などの問いにこたえてくれる本だとおもう. 60 歳をすぎてからあらたな研究をはじめて,72 歳で 「老いの泉」 という大著を書いたベティ・フリーダンの話がおおきくあつかわれている. また,チクセントミハイの 「フロー」 が老いの生きがいとむすびつけられている. ほかにもいろいろ,生きがいをみいだすためのこころがまえにかかわる話がとりあげられている. 老人だけでなく,もっとわかいひとにもうったえかけるちからのある本だとおもう.
評価: ★★★★☆
関連リンク: 老いの生きがい学@Amazon.co.jp.
注記: Amazon.co.jp の 書評 に投稿しています.
キーワード: