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「神と地と人との分裂と対立」 という独自の創世記解釈 ― 長谷川 三千子 著, 「バベルの謎 ― ヤハウィストの冒険」

旧約聖書の創世記は複数の作者によるテキストをはぎあわせたものだという. そのうちのひとりがヤハウィストとよばれているが,著者はたの作者を排してヤハウィストが書いた 「創世記」 をよみとく. アダムが禁断の木の実をたべるところから 「神と地と人との分裂と対立」 がはじまり,それがバベルの塔の物語につながっていくという. バベルの塔の解釈にはくるしいところもあるようにおもえるが,独自の創世記解釈として興味ぶかい.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: バベルの謎@Amazon.co.jp

注記: Amazon.co.jp書評 に投稿しています.

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