旅行するとき,最新の流行を追うのでなければ、ガイドブックはすこしふるくてもよいとかんがえた. そのため,ホーチミンへの家族旅行にあたって,ガイドブックとしてベトナム全体に関する 2007 年の (「いい旅・街歩き」) と,ホーチミンだけに関する最新の (「地球の歩きかた aruco ホーチミン」) を買って,前者をおもにつかおうとした. ところが,この 5 年間くらいのあいだのホーチミンの変化はおおきくて,2007 年のはおもったようにつかえなかった.
もちろん,歴史的な建物などがうごくわけはない. しかし,めじるしになるべき比較的あたらしい建物がかわっていると,どこをあるいているのかが 把握しづらくなる. ふるい建物がかならずしもめだつ場所にあるわけではないので,なおさらだ.
それに,日本のガイドブックのおおくには,とおりのなまえがきちんと書いてない. つかった 2 冊のガイドブックのうち,2007 年のほうはとくにそうだった. その点でもこのガイドブックはつかいづらかった. 「街歩き」 というシリーズだから目的にあっているだろうとかんがえて,よくたしかめなかったのが まちがいだった. ホーチミンのガイドブックも通りのなまえがかならずしも書いてないが,2007 年のよりはましだ.
関連項目:
キーワード: