海外旅行や出張の際におおきな問題になることのひとつは,現地の現金をどうやって調達するかということだ. いまではたいていの国ではキャッシュ・カードかクレジット・カードをつかって ATM からひきだすのが便利だ.
むかしはトラベラーズ・チェック (TC) というものをつかったが,いまは不便なだけだ. 両替はだいたい手数料がたかい. 私がふだんつかっている方法は三菱東京 UFJ 銀行の海外キャッシング機能つきのカードか,クレジット・カードだ. 以前はシティバンクの口座をもっていたので,それでどこの国でもキャッシングができたが,シティバンクは よほど口座にたくさん預金していなければ口座維持手数料をとられるが,これがばかにならない. それよりは三菱のほうがよい.
三菱のキャッシュ・カードをつかうと,1 回ごとにたしか 500 円課金される. そのほかに現地の銀行などがとるぶんもある. ベトナムのばあいは,現地の銀行が 1% の手数料を課金する.
そのため,1 回になるべくおおくキャッシングして,三菱の手数料を相対的にへらそうとかんがえる. ところが,ベトナムでは 1 回におろせる金額が 2,000,000 ドンになっているようだ. これは円換算では約 8000 円なので,手数料の総計が約 3.5% になるということだ. もうすこしへらしたいところなのだが,ベトナムでは 2,000,000 ドンをこえるおかねは大金だということだろう. 実際,これはかなりつかいでのあるおかねだ.
ATM はまちなかではいたるところにある. ことなる銀行の ATM が 3 台ならんでいるところもしばしばみかける. 手数料がちがうだけで,どれをつかってもどこの銀行からでもキャッシングできるだろうに… ATM が 3 台ならんでいたのは,先日,出張したトルコのカッパドキアでもそうだった.
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