ホーチミンへの家族旅行の初日，夕食前にホテルのまわりをひとりですこしあるきまわったところ，1 件のヴェトナム料理レストランが目にはいった． コロニアル風の建物であり，一見したところではそれほどやすっぽくもなく，またたかすぎる雰囲気でもない． そこで，家族 3 人でふたたびそこをおとずれて，夕食をとった．
写真はレストランをうつしたものだ．
もちろん，さまざまな料理がある．
しかし，まだドンというおかねの単位にもなれていない．
まずは料理の値段がどのくらいなのか，感じをつかむことに集中したい．
料理の内容まであまりふかく追究している余裕がない．
その店にはちょうどよくコース料理があった． フランス語でいう menu だ． 大皿料理をたのむよりはたかくつくだろうが，それでもよいとかんがえた． 525.000 ドン (円換算 2000 円強) という中くらいのコースにした． 「これはひとりぶんだけれどもいいか」 と何回も念をおされた．
たべてみると，どくだみのようにつよいかおりの香草はつかっていないが，さまざまな香草をつかった ベトナムらしい料理だ． 材料にも料理法にもいろいろなくふうがあるようだ． のみものもふくめて 2000.000 ドン弱 (8000 円弱) であり，日本でもこれだけの出費をすることはおおくないが， 損をしたとはおもわない．
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