ベトナムのホーチミンへの家族旅行の 4 日めにメコンデルタへのひがえり旅行をした. ホテルを通じて予約し,朝 8:30 にむかえにきたくるまでミトというまちまで往復した. ミトでは川の中州まで船でいき,たべたり,のんだり,さらにちいさな船で島をでて, そこからふたたび船でべつの島にいってからミトのまちにもどった. 食事のあと貝殻細工の工場を見学して,5:00 ごろにホテルにもどった.
ツアー会社は多数あるだろうが,あらかじめしらべていなかったので,ホテルにひとつだけあった ツアー会社のパンフレットをみて,きめてしまった. ホテルを通じて予約をいれ,8:30 にむかえにきたくるまでミトにむかった. 添乗員がひとり,さらに運転手がひとり,ついている.
ミトまでは 1 時間半くらいかかる. そのあいだ,そとのけしきをみていた. 道に面しては商店があるが,そのすぐ裏に 3 階だてくらいの家がおおく,上半分を道路からみることができる. 最近たてたものがすくなくない. 装飾をこらした 「御殿」 のような家をしばしばみかける. 中国の杭州にいったときも同様の経験をした. そこには空港からまちにむかう途中で 3 階だてくらいの豪邸がたくさんあった. 杭州では家をたてているのは農家だときいたが,ベトナムではだれなのだろう. 華僑だろうか? カネをもうけると家につぎこむのだろう.
寺もときどきみかける. 寺では黄色を中心とする色彩がつかわれている. その点では日本とはかなりちがう. まだ寺の内部は 1 回しかみていないが,正面に仏像があるのは日本とおなじだ. ただし,すこし教会っぽい雰囲気がある.
だが,ミトにいく途中にみた寺はすこしちがっていた. 建物のそとにおおきな仏像とえびすのような像があり,なかにはさまざまな像がある. 建物の中央には仏像があるが,蛍光管で後光がつくってある. 写真があれば一目瞭然だが,建物の中でストロボをひからせるのは気がひけるので,内部の写真はとらなかった.
ミトの直前で休憩をとった. あとでおなじ場所で食事をとることになる. ここには西洋人をふくむ観光客が休憩や食事のためにおとずれていた. 庭園があり,茶屋がある. 茶屋には皇太子の写真があった. ここをおとずれたということだ.
10 人くらいのれる船でメコン川の中州にわたった. 雨期にはメコンは土のいろにそまるのだという. 場所によって色のこいところと,うすいところとがある.
Unicorn Island という中州につき,茶屋にはいった. そこではミツバチを飼育していて,それをみせてくれる. ミツバチはお茶をのんでいるところにも容赦なく飛んでくる. こどもはいやがって,お茶がのめなかった. ここにはヘビもいる. さわってみるかときかれたが,3 人とも no だった.
ここではドリアンの木もみることができる. おおきなドリアンがなっている. ふたたび,ひとやすみしてフルーツをたべる. 地元のひとのうたと演奏もきく. ココナッツからあめをつくっている作業場も見学した.
ほそい川で手こぎの船にのり,メコンまでくだっていく. 両側はおおきなシダのような植物の林だ. (あとでこの植物のなまえをネットでしらべようとしたが,わからなかった. いったひとはだれもしらべていないのか?!)
ふたたび船にのってメコンをくだり,ライスペーパーの作業所などを見学する. そして,ココナッツ・ジュースをのみながらミトにちかい最初の岸にもどる. そこから行きとほぼ逆のみちをたどってホーチミンにもどった. 途中でたくさんのニワトリをのせた,ふしぎなバイク 2 台をみかけた. これには添乗員もおおわらいして,iPhone で写真をとっていた.
最後に螺鈿細工の工場をみた. みやげとして買っていくことを期待しているのはあきらかだが,結局,買わなかった. 私も妻もすこし色気をみせた。 私はちいさくて気のきいた壁かけの細工にすこし気をひかれたが,それは 60 数ドルだという。 おなじサイズの壁かけはほかにもいろいろあったし,もっとやすいものがおおかったが,それらには興味をひかれなかった. 私は 40 ドルなら買うといったが,その値段にはできないというので,交渉は成立しなかった.
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