タクシーにのるときは現金が必要なのはどこでもだいたいそうだが,釣り銭についての感覚は国によってちがう. ベトナムではタクシーにのるには小銭を用意しておく必要があるようだ. また,メコンデルタへの旅行の代金も,かなり高額であるにもかかわらず,現金ではらう必要があった. ホテルで予約したのでホテル経由ではらうものとおもったが,そうするとさらに 10% の手数料をとられるという.
ホテルから空港にむかうのにタクシーをつかった. 行きは 150,000 ドン (600 円弱) かかったが,なぜかかえりは距離も時間もずっとみじかくて,92,000 ドン (300 円強) ですんだ. 500,000 ドン札をだすと,つりがないという. あとは最高でも 20,000 ドンの札しかもっていなかったので,こまった. それでも 20,000 ドン札に小額の札やコインをたして,なんとかはらうことができた. しかし,こういうとき,日本をふくめておおくの国ではタクシーの運転手がつり銭を用意するとおもうのだが,この運転手にはまったく用意する気がなかった. ただひたすら,こちらが用意するのを待っているだけだった.
メコンデルタへのひがえり旅行がおわって,しはらいをもとめられた. ホテル経由でしはらわれるとかんがえていたので,なにも用意をしていなかった. あいにく土曜日なので現金以外のしはらい方法はないということだった. しかたがないので,2,000,000 ドンずつしかおろせない ATM を 3 回つかって,5,299,000 ドンの旅行代金を調達した (実際にはらったのは 5,300,000 ドンである). ATM はたいていよくできているのでトラブルはないが,3 回にわけるとそのたびに三菱東京 UFJ 銀行に手数料をとられることになる. それでもかかるのは 3.5% くらいだ.
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