三訂版は 2004 年に出版されているが,改訂されているにもかかわらず内容はふるく,現代のフィッティングの実践には適さないとかんがえられる. ディジタル補聴器全盛の時代だが,この本の内容の大半はアナログ補聴器に関するものだ. 補聴器がディジタルになっても耳はアナログのままだから,この本の内容のおおくもそのまま適用できるが,ディジタル補聴器や改良された測定器・材料などに関する配慮も必要なはずだ. ディジタル補聴器についての記述も,まだそれが未熟だった時期のものだ. もはや,やくわりをおえた本だとかんがえられる.
評価: ★★☆☆☆
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