著者は,幸福にせよ他のものごとにせよ,としをとったら 「あまり長いスパンで物事を考えないほうがいい」 という. また,著者は理科系の出身でありながら学問的な知識はほとんどどこへ行っても役に立たない」と書いている. つまりはプロフェッショナルを否定している,とくにとしをとったらプロとしてやっていくことはかんがえるなということだろう. これにはまったく共感できない. たぶん著者は理科系だったがその知識がまったくいかせない仕事をえらんだから,こういうことを書いているのだろう. 理科系らしい仕事をえらんだひとにはまったく参考にならないだろう.
評価: ★★☆☆☆
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