東大本郷キャンパスにある山上会館は研究会などでよくつかわれる場所だ. これまでにも行ったことはあるが,あらためて最悪の会議室だと感じた.
席についてまず感じるのは,いすがひくいからなおしたいということだった. レバーはついているので操作してみるが,たかくならない. たぶん,背もたれの木がおもいので,ガスのちからがたりずに,もちあがらないのだろう.
つぎに感じるのは,足をのばしたいということだった. ところが,この机の下には不要な物入れがあるので,足がのばせない. せめて戸をあけてなかに足をつっこめないか,ためしてみた. 半分はあけられたが,あとの半分はうまくあけられなかった. 足をいれてみたが,すこしたかすぎる.
マイクが 3 人に 2 台ずつ設置されているが,音質はあまりよくない. また,つかいかたがよくわからなくて,あるいはこわれていて,マイクをまわしてもらっているひとがおおかった.
自分の発表の段になってわかったのは,登壇するとスクリーンがほとんど真横になるので,よくみえないということだ. これではレーザー・ポインタもつかいにくい. 実際,つかっているひとはわずかだった. 段差はないので,ポインタをつかうときはまえにすすみでればよいのだが,PC を遠隔操作することができなければ,すぐにもとの位置にもどらなければならない.
発表用の PC を机においたが,机がひくすぎるので操作しづらい. すこし足をまげなければ私には操作できなかった.
これほどひどい会議室はほかではみたことがない. それなりにカネがかかっているようにみえるが,特注したためにかえってまずいものになってしまったのだろう. こんなところでは発表したくないし,ききにもいきたくない.