10 月 25 日のヴェネツィア観光で,ヴィヴァルディのコンサート・チケットをてにいれたあと,コンサート会場からバスがでるローマ広場までの道をたどりつつ,アカデミア橋付近を観光した. その焦点がペギー・グッゲンハイム美術館だ.
アカデミア橋をわたるとアカデミア美術館という,比較的ふるい美術品をあつめたところのそばにでる. しかし,私はそれよりも,もらった地図にあった P. グッゲンハイム美術館のほうに興味があった. ここは近現代の作品をあつめた美術館だ.
いってみると,たしかにピカソ,ブラック,カンディンスキーなどの近代作品と,もっとあたらしい作品がある. 最近の作品でそれほど興味をひかれたものはなかったが,近代の作品には興味がある. ピカソとブラックのよく似た作風・色彩の作品がならべられていたりする. ただ,それらはかなりせまい空間にならべられていて,すれちがうのがむずかしいのが難点だ. もうすこしひろい建物をつくることはできなかったのだろうかとおもう.
ここにはモビールなどの彫刻作品もある. 彫刻は屋外にもあり,トイレのまえなどにもならべられている. ただし,そういう場所にあるのはそれほど有名でない作家のものだが…
美術館からアカデミア箸のそばまでもどり,そこから道の探索を開始した. 地図であたりをつけておいたが,それでほとんどまようことはなかった. ほぼ地図のとおりにたどっていくと,ローマ広場にでた. そこでバス・チケットを買い,バスの時刻をしらべた. 10:45 から 15 分おきだ. コンサートが 10:30 におわれば 11:00 のバスにはのれるだろう.
ローマ広場付近ですこしやすんでから,ほぼ逆のルートでアカデミア橋のほうにもどっていった. 途中,おもわずべつの道をとおってしまったところもあるが,広場にぶつかったところで気づいて,本来の道にもどった. ちがう道をとおったが,とくにとおまわりをしたわけではない.
まだコンサートまでには 3 時間以上の時間があるので,再度みやげものさがしに挑戦した. 美術館のちかくにはセンスのよいものもあるので,それも視野にいれたが,みやげとしてちょうどよいものはみあたらない. 結局,やはり失敗におわった.
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