3D プリンタについて,さまざまな観点をとりいれて,よくまとめている. 3D プリンタが犯罪行為につかわれていることなど,いままで知らなかった. これから 3D プリンタを導入しようとするひとはもちろん,それに興味をもっているひとは読むとよいだろう.
Kindle 本のなかではよく編集されていて,比較的,誤植がすくない (ほかの Kindle 本がひどいということだが…). ただし,難点はもとにしたというイギリスのレポートと著者のかんがえの境界がどこにあるかがわからないことだ. それから,この本は注釈が多いのだが,そのリンクをたどると本の末尾にとんでいき,もとにもどるのがむずかしいことだ. 逆のリンクをはる必要があるだろう.
評価: ★★★★☆
関連リンク: 3Dプリンタの社会的影響を考える@Amazon.co.jp.
注記: Amazon.co.jp の 書評 に投稿しています.
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