学会発表のためシンガポールに出張した. 学会がひらかれたのは Furama Riverfront Hotel だ. 学会割引はあるのだろうが,それでもたかいので,比較的ちかい Link Hotel というホテルにとまった. へやはせまいしシャワーしかないが,設備,備品などにはそれなりにカネをかけているようであり,比較的,快適だ.
シンガポールには Riverview とか Riverfront とかいうことばがはいったなまえのホテルがおおい. しかし,たいていは川からはなれたところにある. 移転したのにもとのままのなまえをつかっているのか,ほかの建物のために川がみえなくなったりしたのだろう. Furama Riverfront Hotel もそういうホテルのひとつだ. 道路に面していて,川は道路よりさきにある.
とまった Link Hotel は川からさらにはなれた場所にある. ここも,バスタブがないにもかかわらず 1 泊 165 ドル (1 シンガポール・ドルは 67 円) くらいなので,やすくはない. シンガポールのホテルはどこも,たかい. 私はバスタブはつかわないので,バスタブのかわりにシャワーがきちんとつくられているこういうホテルのほうがむしろ,つかいやすい.
一方で,ホテルのまわりにはやすいレストランがおおい. 中華料理がおおいのはもちろんだが,インド料理屋もすくなくない. フードコートもある. それをかんがえても,ホテルの選択は適切だったといえるだろう.
ベッドは 2 つあり,標準サイズだ. しっかり,おくゆきのある机があり,イスが付属しているが,それ以外にイスをおく場所はない. クローゼットはひくいので,つかいにくい. 上にはテレビがのっている. 冷蔵庫などもいっしょにはいっている. ふたをしめると冷蔵庫の熱がこもるのはホテルではよくあることだが,ここもそうなっている.
駅からはそれほどちかくなかったので,到着時はタクシーをつかう必要があった. しかし,荷物がおもくなければ駅まであるくのに問題はない.
関連項目:
2013-1-8 追記: この項目の内容をふくむシンガポールの写真集を Kindle 本として出版しました (上巻, 下巻).