著者は病気の治療を医者にまかせるのはまちがいであり,患者が病院や医者をえらび,医者のアドバイスにしたがって治療を自主的に選択するのが重要だという. 医者である著者にとっては,それをしないでおいて医者の責任を追及されたら,かなわないということだ.
医者には専門があり,それ以外はよくわからないのが普通だから,患者が医者の専門をみわけることが重要だという. だから,そのための方法が書かれている. すべての患者がそんなにかしこくはなれないだろうが,医者にかかったのに病気がわからず命をちぢめるようなことにならないためには,かしこく医療をうけるためにこの本を読むのがよいだろう.
評価: ★★★★☆
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