私はあまり医者にかからないのだが,ことしは何回かかかってしまった. 一度は右手親指の関節がうごきにくくなり,無理にうごかして痛くなったときだ. もう一度は左足親指の間接が痛くなって,痛風をうたがったときだ. どちらも 2 種類ばかりのくすりをくれたが,まだ効果があるかどうかわかっていない尿酸をへらすくすり以外はほとんどやくにたたないものだった.
手の関節がいたくなったときにもらったくすりは,ぬりぐすりとのむくすり. どちらも鎮痛剤だ. たしかに,関節のそばに注射をしてもらって,しばらくすると痛みがあったが,たえられないほどのものではない. ぬりぐすりはためしてみたが,のむ気にはならなかった.
足の関節がいたくなったときにも鎮痛剤をもらったが,やはり,まったくつかう気にはならなかった. 1 週間ぶんもらったが,そもそもくすりをのむほどではなかったし,2 日ほどでほぼなおった. 医者にかかったのは尿酸をさげないとヤバいと感じたからだから,そちらのくすりは飲んでいる.
鎮痛剤に関しては,からだをひやすからよくないという話もきく. 必要もないのに鎮痛剤をのむことはない. たのみもしないのに鎮痛剤を処方するのは,こまったことだ.
今回はもらわなかったが,かぜやインフルエンザなどで医者にかかったときにかならず処方されるのは抗生剤だ. これもつかいすぎるのはよくないといわれながら,たいして必要がないのに処方される. 医者からありがたいくすりをもらうことはめったにない.