学会発表のためシンガポールに出張した. 到着した翌日は時間に余裕があったので,チャイナタウンおよびマリーナ・サウス公園方面に walking tour をこころみた. チャイナタウンからマリーナ・サウスへは数 km の距離があるが,途中にもみたいものがあるから,あるいていった. 雑誌などでよくみかける木のようなモニュメントをみて,また,ほかにもさまざまな庭園,彫刻などをみた. 博物館などもあるが,そのなかにははいってみなかった.
チャイナタウンから東にむかってあるいていくと,いくつかの建物が目にとまる.
ここでも工事中のところが目につく.
美術館のまえには彫像がある.
まもなく市の中心部にいきつく. なるべく北のほうにいきたいとかんがえていたが,ほとんど南端をあるくようなことになってしまった. だから,市の中心といってもその南端のところ,URA Center なる建物にはいってみた. ここには 2008 年にきめられたらしいシンガポールの都市計画が展示されている. コンペの作品の紹介,模型などがある. 主要な図面が何 10 枚もならべて展示されている.
最新の高層建築が多数ある一方で,シンガポールにはいまでもコロニアル様式の建物もおおい. とおりかかったそういう建物の写真をなんまいかならべてみる. 観音びらきの戸はどこにでもあるが,ここには 3 枚に折れる窓の戸がよくある.
いよいよ中心街をはずれて,マリーナにむかうみちにはいった. サウス・マリーナには工事中の場所がおおくて,とおれないみちもある. 迂回しつつ,そちらにむかった.
途中にある建築中のビルは,警察署と消防署だった.
ここで,有名な 3 連ビル 「マリーナ・ベイ・サンズ」 がみえてきた. まだかなり,とおい. かすんでみえるが,写真ではよくわからないかもしれない.
工事中の写真ものせておく. まだこの道の南側はほとんどできていないが,いずれは高層ビルがたつのだろう.
しだいに,3 連ビルとその周辺の施設がみえてくる.
ようやくマリーナ・サウス公園にやってきた. そこからみえる風景を写真にとっている.
公園の中心にいくため,北にむかう. ちいさな赤い花がさいている. このあたりでは,よくみかける花だ.
ようやく公園らしくなってきた.
木のようなモニュメントのなかには,のぼれるようになっているものもあるが,のぼってみなかった.
自然のままなのか加工したのかわからないが,めずらいしい石がおかれている.
マーライオンにすこし似たものが,いくつかある.
中国庭園のなかと周辺には,かわったかたちの石 (彫刻?) がある.
中国庭園をかこむ壁のまるい穴をなかからみると,そとの景色がきりとられる. また,そとからみると,なかの景色がきりとられる.
インド庭園は中国庭園ほど印象的ではないが,インドの文化が紹介されている.
伝統博物館 (?!) [Heritage ...] にもはいってはみなかったが,周辺の彫刻などをみてきた. 動物の像がならぶなかに,人間がとけこんでいる.
木でつくられたモニュメントがいくつもある. この土地を開発したときにでてきた木だろうか?
ベンチもさまざまな木でできている.
公園の西側は,すぐそばに川がある.
東のほうにいくと,急にふとさがかわる木 (?) があって,おもしろい.
ここにも木のモニュメントがあるが,まわりに植物がついている.
池があり,ハスの花がさいている.
これで東北端にきたのだが,ここから北へはいけない. いきたいのは北なので,もう一度,西にもどることにした.
西北端ちかくには大温室があるのだが,この建物ははしらをつくらなくてすむように,外側に強力なはしらがあって,天井をつりあげている. (あとの写真は翌日とったもの)
マリーナ・サウスの東のはしまでいってみたが,そこから北へはぬけられない. そのため,もう一度,西にむかった. そこには北につながる橋がある. 途中には,ふるい彫刻があった.
最近は旅行や出張の際に写真をとりまくっている. この日はチャイナタウン周辺もあわせて 300 枚以上とった. デジカメなら,多数の写真をとってもコストはやすい. しかし,一番問題なのは電池がなくなることだ.
最初のうちは電池の残量をたしかめながらとっていたが,やがて確認するのをわすれて,気がつくと突如,電池がなくなっていた. 動作中に電池ぎれになると中途半端な状態になるから,そうならないように,電池がすくなくなると電源がはいらないようになっているらしい.
電池がなくなると,あるく気がうせてしまう. マーライオンのところまでいくつもりだったが,すでにみていることもあり,また学会の予定もあり,やめてホテルにもどることにした.
関連項目:
2013-1-8 追記: この項目の内容をふくむシンガポールの写真集を Kindle 本として出版しました (上巻, 下巻).