従来の紙の書籍をおきかえるものとしての電子書籍という視点においては,よく分析されている. しかし,電子書籍が紙にかわりうるのかどうかという検討もなされていないし,紙では実現不可能または困難だったことの実現という視点もよわい. たとえば,この本の出版時点で Amazon.com に関しては話題になってた個人出版についてはまったく記述されていない. 2013 年はじめの時点では Amazon.co.jp で出版されている本のおおくが個人出版によるものであることをみれば,この本の視野がせますぎたことはあきらかだろう.
評価: ★★☆☆☆
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2015年の電子書籍@Amazon.co.jp.
注記:
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