いまのところ日本製ないし日本でデザインされた 3D プリンタは非常にすくない. 日本から買いやすいのはアメリカ製のものだが,そのとき問題になることのひとつは,アメリカ製のものはアメリカで普通にでまわっているインチネジ (ユニファイネジ) をつかっているということだ. 日本でその交換部品を入手しようとすると困難かつ高価だ.
世界のおおくの国では ISO 規格のミリネジが多用されている. 日本でももちろんそうだ. Wintel PC ではインチネジとミリネジをまぜてつかう必要があるから,そのためにインチネジもでまわっているが,すくない. だから,日本ではインチネジはたかくつく. インチネジをつかった 3D プリンタの交換部品は入手しづらい.
これが日本だけでなく他の国でもおこっていることなら,ミリネジ版の安価な 3D プリンタ・キットの需要があるのではないだろうか.
キーワード: