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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

指示温度より 50 度くらい Printrbot+ の実温度がひくいから印刷できなかったようだ

Printrbot の Q & A ("Answers") の記事 「Hot end not extruding even when temp reads correctly」 に,Printrbot が出力する計測温度はひどくはずれていることがあると書いてある. そこで,てもとの Printrbot Plus に赤外線温度計をあてて計測してみた. 別項に書いたようにプリントベッドの温度をはかってみると,指示値より 10 度以上たかいことがわかったが,extrusion がうまくいかないホットエンドの温度は指示値より 50 度くらいひくいらしいことがわかった.

まず,ホットエンドの温度を,これまで第 1 層の温度としてつかってきた 245 ℃ に設定した. その状態でノズルのさきの温度をはかろうとしたが,温度計の測定範囲の上限が 180 ℃ で,はかれない. しかし,すこし先端からはずれると 170 ℃ 台の温度をしめす. だから,245 ℃ よりはひくいことが予想される. ホットエンドの側面をはかると,じょうぶはやはり 180 ℃ 以上ではかれない. すこし下にいくと 150 ℃ くらいになる.

250 ℃ 以上まではかれる温度計がほしいが,とりあえずはないので,設定温度をさげてみる. 180 ℃ にしたみた. これでノズルの先端をはかると 120 ℃ くらいだ. 側面は 140 ℃ くらいだが,180 ℃ よりはかなりひくい.

設定を 210 ℃ にまであげてみる. ノズルの先端は 130 ℃ くらいになっている. 側面は 160 ℃くらいであり,まだ 180 ℃ にはならない.

設定を 230 ℃ にあげても,ノズルの先端はまだ 150 ℃ くらいだ. 側面は 180 ℃ をこえている部分もある.

それをかんがえると,ABS 樹脂で印刷するには,設定温度を 250 ℃ 以上にする必要がありそうだ. ところが,250 ℃ でストップがかかってしまうので,実際には 200 ℃ 強にまでしかあげられないかもしれない. しかし,とりあえず,248 ℃ で extruder をためしてみよう. 手でフィラメントをおくってみると,やはりかなりちからがいる. これは,まだ温度が十分でないということだろう. 上記の記事にあるようにサーミスタにポテンショメータをつけて調整するまで,印刷はおあずけだ.

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