1960 年代に出版された,研究をする場所としての大学でまなぶべきことに関する本だ. 現在でも研究中心の大学をめざすひととくに文科系のひとには刺激的な内容だとおもえる. 生い立ちなど,著者の経験にもとづいて書かれているから,現在の環境とはまったくちがう. しかし,学問・研究の普遍的な部分をとらえているといえるだろう. しかし,研究者をめざすのではない多数の大学生にとっては,めざすものもちがうし時代もちがうから,えるものはすくないかもしれない.
評価: ★★★★☆
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