タイトルには 「メディア論」 とあるが,インターネットのような現代のメディアを正面からあつかった議論ではない. 現代のメディアはマスコミだというようなことも書いてあるから,いったいいつ書かれた文章なのかわからない.
現代の問題をかんがえるのに過去を数 100 万年まえまでさかのぼる必要があると著者はかんがえているようであり,それは必要なことかもしれないが,著者がその考察から現代に適用できるなにをまなぼうとしているのかはあきらかでない. 論理がはっきりしてしない以上は,たわごとの域をでない.
評価: ★☆☆☆☆
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