現代の男子,女子がつかう 「かわいい」 から平安時代のそれ (現代とは意味がちがう),cute などの外国語まで,ひろく論じている. 男子がつかうのと女子がつかうのをいっしょに論じていいのかどうかも気になるところだが,すべての 「かわいい」 をはっきりわけずに論じている. 著者も 「「かわいい」 とジェンダーの関係については [中略] いずれ場所を変えて,より深い次元での分析がこころみられるべきであろう」 と書いているが,もうすこし整理してから本にしてもらいたかったとおもう.
評価: ★★☆☆☆
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