著者は選択と集中,中期経営計画,顧客至上主義など,経営の常識とかんがえられていることに異をとなえている. こういった概念にとらわれずに大胆に改革することが重要だという趣旨であり,それは共感できる. しかし,それらにかわる理論があるのかというと,それはない. メチャクチャやればたまにはヒットがでるというだけの話であって,とくに大企業の経営者にはすぐに乗れる話ではないだろう. もっと周到な議論が必要だ.
評価: ★★☆☆☆
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