さまざまな雑誌などに発表された短文をあつめたものなのでまとまりはうすいが,著者のかんがえはほぼ一貫している. 著者は,日本人がよくつかう論理が理科系の論文や発表の際にはうけいれられないことを指摘しつつ,日本人どうしのコミュニケーションにおいては従来のやりかたを否定していない. 文章や発表のくみたてかたに関する示唆は現在も有効だが,1960 〜 90 年代に書かれたものなので,ふるくなってしまった部分もある.
評価: ★★★☆☆
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