先週は一応印刷ができるようになったが,ときどき extruder の歯車の回転がうまくいかなくなる. 歯車がうまくかみあわないことが原因だろうとかんがえて,ついには歯車をけずってみたが,最大の原因は歯車がネジとこすれあうことだとわかった. その原因をなくして,安定に回転できるようにした.
Printrbot+ のおおきな欠点は,設計に余裕がないことだ. ネジどうしが接近しすぎているところもあるのもそのひとつだが,おおきな歯車が extruder 本体にほとんどくっつくような設計になっている (左下の写真) こともそのひとつだ. くっつかないように,しかし extrusion がうまくいくように調整してきたはずだが,まだ問題がのこっていた.
歯車の精度がわるいことはこれまで書いてきたが,歯車どうしのかみあわせだけでなく,extruder 本体との距離に関しても精度が問題だった. 上記のようにここにはわずかなすきましかとれないので,くっつかないように注意が必要だが,精度がわるいためにときどき,すこしとびだしたネジと接触していた. それが,回転がうまくいかなくなる原因だった. 接触して歯車がすこしけずれていることが,右上の写真からわかる.
だから,そのネジをすこしひっこめた (下の写真でベアリングのちかくにある,(見えないが) 裏にあたまがある 2 個のネジ). ネジが完全にしめられなくなったので,いささかきもちがわるい. しかし,そうせざるをえないように Printrbot+ が設計されているので,しかたがない. すきまがせまいことはかわっていないので,これでもまだ心配だが,それもあまり適切な改善の方法はない. せいぜい,いまつかっているのよりはもうすこし厚いワッシャにとりかえることくらいだ. 標準のワッシャは厚すぎて,とりかえるとフィラメントがまっすぐ extruder におくられなくなる.