3D プリンタ Printrbot+ で印刷するオブジェクトを設計するのに,どういう CAD ソフトウェアをつかえばよいか,しらべつつある. 現在つかっているのは Autodesk 123D という無償ソフトウェアだが,機能もひくく,動作不安定だ. そこで,ほかのソフトウェアをさがしているが,まだ適切なものがみつからない.
3D プリンタ用としてはソリッド・モデリング・ツールが便利だが,いろいろあって選択はむずかしい. 値段を度外視するとソリッド・モデリング・ツールは多数あり,それらのあいだに互換性はとぼしい. 本をさがしても,特定のもの,あるいは一部のものだけ説明しているものがほとんどであり,全体を把握するのはむずかしい.
3D プリンタのためには,現在のところは STL フォーマットで出力する必要があるから,ある程度はしぼられる. また,ツールのなかには建築専用のものなどもあり,それは除外してよいだろう. しかし,汎用性があり STL またはそれに変換可能な形式で出力できるソリッド・モデリング・ツールもいろいろある.
ひとつの重要な選択基準は価格だ. プリンタより高価なソフトウェアを買う気はしない. 当面はできれば無償のものをつかいたい. これまで比較的よくつかわれてきたのは Google SketchUp であり,それがひとつの候補だ.
Autodesk 123D の有償版とかんがえられる Autodesk / AutoCAD は 10 万円をこえる. 高価なのは GUI 機能が豊富なソフトウェアだ. 目的からすると,むしろモデルを論理的に定義し編集する機能が重要だとかんがえられるから,かならずしも GUI でなくてよい. 構造をきちんと記述できればよく,かつ編集のためには構造を静的に記述できるほうがよい. それをかんがえて,再度,調査してみようとおもう.