Waterpik のパイプがまたやぶれた. ふるいパイプを切断してあたらしいものをつないでいたが,ふるい部分がやぶれた. パイプをつなぎあわせるのに適当な部品がなくて,まえにつなぎあわせるときはやや無理なことをしていたが,3D プリンタで ABS 樹脂の適切なおおきさのパイプをつくろうとかんがえた. 何回かつくりなおしたすえになおすことができたが,パイプとはおもえない不細工さだ.
Waterpik のパイプの直径が 3 mm 弱なので,必要なパイプは内径が 3 mm 強,つまり,比較的ほそいパイプだ. プリンタの精度は 0.4 mm くらいなので,けっこうきびしい. ぴったりのパイプをつくろうとすると Waterpik のパイプがとおらなくなるので,試行錯誤のすえ,内径 4.5 mm くらいというかなりおおきめのサイズにおちついた. デザインにつかったのは (デザインというほどたいしたことではないが) Autodesk 123D だ. あなあき円盤をつくって,それをひきのばしてパイプにした. 左の写真は習作だが,つかったのは左から 2 番めのものにちかい. 一番最初につくったのは左端のものだが,これは半径と直径とをまちがえたので,おおきすぎた.
つかったのはすこしおおきめだつたが,それでも 3 mm のパイプがつかえてすんなりはいらない. そこで,やすりで内側をすこしけずっていれた. つまり,実際の精度は 0.4 mm よりわるい.
Waterpik のパイプにエポキシ系の接着剤をぬって印刷したパイプにとおす. さらにそのパイプのつぎめと表面にも接着剤をぬる. これで完成 (写真). もちろん問題なくつかえるが,問題はいつまでもつかだ. これはつかってみなければわからない.