これまで Slic3r でスライスしたオブジェクトを Printrbot+ で印刷して,いろいろうまくいかなかった. それらの問題が Skeinforge をつかうことで解決された.
最初はサイコロだ. 2 枚の写真それぞれの左が Skeinforge をつかったもの,右が Slic3r をつかったものだ. 右のさいころには不可解なあなやくぼみがあるが,左のさいころはそれらがなくて,きれいだ. ただし,あなのなかはある程度つまっていることにかわりはない.
中空のピラミッドを印刷したものもきれいだし,"3D" という文字を 2 つの方向にいれた図形も比較的きれいに印刷できている. "3" の文字を横にして印刷しているが,"3" の中央部分は空中で印刷することになるのでサポートがなければ印刷できないはずだが,ひげがたくさんはえているおかげで,ある程度印刷できている.
左下の写真はボルトとナットを印刷したものだ. Slic3r ではうまくボルトのネジのみぞが表現されていなかったのが,かなりきれいに表現されている. ただし,ナットはこのままではボルトにはまらない. もうすこし余裕が必要だ.
右上の写真は Printrbot+ の extruder ギアだ. 左のは途中で印刷がずれて失敗しているが,右のはきれいに印刷できている. これまで,どうやっても Slic3r でスライスするとうまくいかなかった. ただし,これは PLA で印刷しているが,実際に Printrbot で使用するには ABS で印刷する必要があるとかんがえられる.
最後は Waterpik をなおすためにつかったパイプだ. 下の写真の左の 2 つのパイプは Slic3r をつかったものだ. 右の 1 個が Skeinforge をつかったものであり,はるかにきれいに印刷されている.
こうやってくらべてみると,これまで Slic3r でかさねてきた努力はなんだったのだろうという気がしてくる.
関連項目 (2013-6-9 追記):