この本がかきはじめられたころはウィキリークスに関する本があまりなかったということで,この本の大半はそれを紹介することにあてられている. 「逆パノプティコン」 というキーワードは目をひくだけで,議論にはあまり関係ない. ウィキリークスのほかにはフェイスブック革命をとりあげているが,これらをつなぐ材料はたりていないとおもえる. ウィキリークスがこれからくる革命のはしりという趣旨だが,ウィキリークスのその後の停滞をかんがえると,それも疑問だ.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 逆パノプティコン社会の到来@Amazon.co.jp.
注記: Amazon.co.jp の 書評 に投稿しています.
キーワード: