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寒波でさんざんなめにあったソルトレイク・シティからの帰途

ソルトレイク・シティへの出張からの帰途は,寒波のために飛行機がおくれて,さんざんなめにあった. その間には,英語がほとんどはなせない中国人とのやりとりなど,いろいろな出来事があり,おくれが拡大されてほとんどゲートまではしっていくようなはめにおちいった.

ソルトレイク・シティの空港で

チェックインするとき,ソルトレイク・シティからロサンゼルスへの便がおくれるが十分な余裕があるから問題ないという話をきいた. その後さらにきいてみると,その機体はデンバーからくるのだが,そこで寒波のためにおくれたのだという. 掲示板には 30 分のおくれということになっていたが,実際には約 2 時間おくれた. のりつぎの時間は 3 時間強あるので,それでもだいじょうぶなはずだった. 実際,なんとかのりつぐことはできたのだが,のりつぎ時間が 1 時間以上あっても,ぎりぎりになってしまった.

ソルトレイク・シティでは,ロサンゼルスへの機体が到着するまでさんざんまたされた. しかし,そのあいだは無料の WiFi (無線 LAN) がつかえたので,MacBook を快適につかうことができた. だから,待つのはとくに苦痛ではなかった.

ソルトレイク・シティからの便

こわれた座席があるということで,処置のためにさらにおくれた. ほかの便にのりかえたひとがいるために空席があり,こわれた席のひとは移動することができた. そのため,比較的短時間で処置できたようだ.

結局 2 時間おくれたわけだが,ゲートからはなれたあともすぐに滑走路にむかったわけではない. 機体に氷がついているのが発見されたからだろう. 一旦,途中で停止して,作業車が氷をおとしていた. 作業車がみえ,氷をこするガリガリという音がした. 私の席の窓にはそのとき (氷をとかすための?) 液体がながれてきた. これでおくれが拡大して,まにあわなくなるのではないか,あるいは運行停止になるのではないかとおそれたが,当初の予定どおりのおくれでロサンゼルスに到着した.

のりつぎの際のひとさわぎ

東京への便は日曜の朝に羽田につく全日空便だ. そのターミナルはロサンゼルスへの United Airlines の便とはターミナルがちがう. バスにのって移動することになるが,のりばについて最初にきたバスは,しばらくとまっているだろうとかんがえていた私がモタモタしているうちに,いってしまった. 2 台めにのろうとすると,ここが終点なのだという.

つぎの便はなかなかこなかったが,そのときに,ひとさわぎあった. 空港の係員が中国人をつれてきて,おりる場所をバスの運転手に指示してほしいという. そのひとは英語がわからないのだという. 私が中国語を解せれば一番よかったのだが,残念ながらわからない. 係員によればそのひとは私とおなじ場所でおりればいいのだという.

ところが,そのひとは携帯電話で家族に電話しはじめた. その相手と私が話をしたが,どうもうまく話が通じない. このひとがいうには,私とおなじ場所でおりるのではない,そもそも,のるバスがちがうかもしれないという. 結局,電話で話しつづけているそのひとをおいたまま,バスにのった. こうしていろいろなことがおこっている 10 分以上のあいだ,バスはこなかった. この中国人の件でとくに時間をとられたわけではないが,いずれにしても余裕はもう 30 分以下しかない.

全日空便へ

バスの案内放送によれば,全日空のターミナルは 3 だという. 私がいくべきゲートは TBIT ということになっていて,それとはちがうターミナルのようなのだが,バスの運転手によればそれもおなじターミナルでよいのだという. あとでしらべてわかったことだが,TBIT は Tom Bradley International Airport Terminal の頭文字をとったらしい. 空港の地図 (下図) でみると,左側のおおきなターミナルが TBIT だ. これでゲートを特定したことになるのだろうか.

airport_LosAngeles.jpg

そこでバスをおりて,エレベーターをさがして,到着ロビーから出発ロビーにのぼった. さこで搭乗券を交換し,ゲートをめざした. ゲートは一番奥だという. まがる場所をひとつまちがえかけたが,なんとかゲート 138 という,一番はしのゲートにたどりついた. そこはまえにもきたことがあるが,無意味にだだっぴろい場所だ. 2 階にあるまちあいの座席から 1 階にあるゲートまでは距離があり,かつゲートは天井がたかくて 2 階からみえるようになっている. なにかほかの目的でつくった建物を流用しているのだろう. ともかく,すべてに時間がかかる.

そこで待っているバスには 4 人ほどのひとが乗っていた. さらに 1 人をまってから,バスは出発した. 私も最後のひとも,あせだくになっていた. バスはかなりの距離をはしり,ようやく機体のそばに到着した. まだ出発予定時刻にはなっていない. 結局,5 分おくれくらいで,つまりほとんどおくれなく出発することができた.

というわけで,予定どおりの便にのることができ,おくれは解消されたのだが,その間いろいろなことがあった.

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