ベルギーのゲントに出張していたが,妻からたのまれたタンタンのみやげを買うためにブリュッセル中央駅でおりた. にもつをもったままではうごきにくいので,あらかじめ存在をしらべておいたコイン・ロッカーにいれる. しかし,そのつかいかたにはなれていない. あとでわかったところでは,チケットをうけとらなければならないはずなのだが,それをわすれていた. そのためにおこった問題を解決するために,だいぶ時間をくってしまった.
ロッカーにいれようとしているときに,中国人らしきひとから (さいわいなことに) 英語でロッカーについていろいろきかれた. こちらもわかっていないのだが,しらべてこたえた. しかし,かんじんのつかいかたは,私も理解していないままだった. ロッカーはしまっていなかたったのだ.
ロッカーはしまっているがキーがない状態だと理解していたので,係員にそれをつたえようとした. ところが,係員はしばらく不在にしていた. そのあいだにも電車の時刻はせまってくる. 11:16 の電車にのろうとしていたが,もう 11:05 をすぎている.
それでも,係員にパスポートをみせ,22.5 ユーロをはらって,ロッカーをあけてもらった. ところが,そこにはいっていたのは私の荷物ではなかった. ぬすまれたのかとおもって,一瞬,あせった.
しかし,ぬすまれたわけではなかった. 私の荷物は係員のいるへやのなかにあった. かぎがしまっていなかったのだという.
荷物のなかに私のなまえのあるものがはいっているのを確認して,荷物をわたしてくれた. かつ,チケットを紛失したわけではないので 22.5 ユーロはかえしてくれた. それでもまだ 11:16 までにはすこし時間があったので,いそいで電車のホームにいった.
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