Macintosh でも Windows でも,クリップボードにいろいろな種類のファイルをいれることができる. いれたものは形式が明確に定義されたファイルなのだから,そのままファイルとして格納できてしかるべきだが,それがかならずしも容易でない. ググってみると Macintosh では Preview をつかうとよいと書いてある項目がおおい. しかし,Preview ではもともと定義された形式にしたがって格納することができない. むりやり,べつの形式やサイズにあてはめて格納する機能しかない.
クリップボードにいれるときは基本的に自然につまり,もとのままの属性でいれるはずだ. ところが,とりだすときは自然にとりだす方法がない. つまり,袋小路ということだ. もとの属性のままとりだすアプリケーションがあればよいだけだとおもうが,すくなくとも OS にはその機能がそなわっていない. 不便だ.
AppStore をさがしてみると,PasteFiler というのがこういう目的のための唯一のツールであるようにみえる. 350 円もするが,ともかく買ってつかってみた. たしかに,すくない指定でクリップボードのなかみをファイルに格納することができる. ところが,解像度はすっかり低下してしまう. これではつかいものにならない. というわけで,いまのところ適当な方法はなさそうだ. こまったことだ.