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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

いったんフィラメントがけずられると回復しにくい Rostock MAX の構造

フィラメントをおしだすのにつよいちからが必要になると,フィラメントがギアでけずられる. けずられたフィラメントがパイプにはいると抵抗がおおきくなり,ますますフィラメントをおしだすのにちからが必要になる. そのため,いったんこの状態にはいると,なかなかぬけだせない.

Rostock MAX で ABS のフィラメントをつかって印刷するとき,印刷速度がはやすぎたり温度がひくすぎたりすると,フィラメントをおくるギアによってフィラメントがけずられる. けずられたフィラメントはノズルにつながる透明パイプのなかでこすれて,抵抗がおおきくなる.

抵抗がおおきいとますますおくられなくなる. フィラメントがおくられなかったもとの原因をとりのぞいても,もはやフィラメントはおくられない. しかたがないのでしばらくはフィラメントを手でおして,抵抗にまけないようにする. それでも,なかなかもとの状態にはもどらない.

どうしようもないときはフィラメントをぬきとって,けずられた部分を切断する. こうすれば,抵抗はちいさくなる. このとき,わすれずにギアについた粉をおとさなければならない. ギアがすべると,またおなじことがくりかえされることになる.

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