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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

気をつけないと高温でプリントベッドからはがれるカプトン・テープ

カプトンは耐熱温度 400℃ 以上だというが,テープにすると 260℃ までしかもたない. だから,うっかり 3D プリンタのノズルを 260℃ をこえる高温にしてプリントベッドにはりつけたカプトン・テープに接触させると,はがれてしまう.

RIMG2156.jpgRostock MAX のプリントヘッドの設定温度は 260℃ が最高だ. それ以上の温度を指定しても 260℃ におさえられてしまう. Printrbot+ の場合は 260℃ をこえると 0 にされてしまったが,そういうことはない. 実際には 260℃ にはなっていないとおもうのだが,正確に測定する方法が確立されていない.

それでも,ときにはほんとうに 260℃ をこえてしまうことがあるようだ. プリントベッドにはアルミ版をはりつけたので熱はにげやすいはずなのだが,それでもカプトン・テープが部分的にはがれてしまった. 260℃ ではなくて 250℃ に設定してあったにもかかわらず… そして,はがれたところをこすったためか,テープがやぶれてしまった. しかたがないから,とりあえずはそのうえからもう 1 枚テープをはった.

なぜ 260℃ をこえたのかわからないが,250℃ の設定であぶないなら,最初の層を印刷する温度は 240℃ にさげておくことにしよう. 2 層めからは 250℃ にあげてもだいじょうぶだろう. 260℃ にしないのは,そうすると印刷物の表面がなめらかでなくなり,光沢がなくなるからだ. いろいろためしたところでは,わが家の Rostock MAX に関しては 250℃ が最適であるようだ.

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