オリンピック・マーク (オリンピックの 5 輪のシンボル) は通常は平面的だが,チェインだとおもうと立体的になる. そこで,これを印刷してみることにした. OpenSCAD で通常のモデリングをしたものと,「自然な方向」で印刷したものを両方つくってみた. これら,とくに後者を Makers Faire で印刷してみせようとおもう.
通常のやりかたで 3D 印刷すると,かたむけたリングの表面はガタガタになる (下の 2 枚の写真). 印刷の層をうすくすればその凹凸はめだたくなくなるが,印刷に時間がかかるようになる. また,「自然な方向」 を表現することはできなくなる.
オリンピック・マークに関しては 「自然な方向」 はとくにないが,リングを印刷する自然な方法は同心円をかさねる方法だとかんがえられる. 「自然な方向」 の印刷ではその方向をみせることができる (下の写真). 「自然な方向」 のデモとしてはオリンピック・マークは最適ではないが,2020 年のオリンピック東京開催がきまったところなので,これもあわせて Makers Faire でみせることにしたい.