3D 印刷につかう ABS や PLA のフィラメントは 1 kg ごとに巻いてあるが,Rostock MAX ではその中心に木の軸をとおす. ところが,中心部の材質によってはすべりがわるい. そのためにエクストルーダ直前のフィラメントがフィラメントのなかにくいこんで,おくられなくなるという事故がおこった. この事故をふせぐためにはすべりをよくすればよいが,そのためにテフロン・テープをつかった.
軸としては 2 本の木をくみあわせてつかうようになっている. この木とフィラメントの軸とのまさつがおおきいことが事故の原因になっている. そこで,まさつをちいさくするために,写真のように木にテフロン・テープ (正確にはテフロンはデュポンの商標だが,つかったのは日東の製品なので 「ニトフロン」) をはりつけた.
テフロンは高価な材料だが,このくらいの量ならたいしたことはない. これで,すべりはよくなり,いまのところは事故の再発はない.
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