Printrbot+ で ABS のフィラメントをつかっていたときは悪臭になやまされていたが,Rostock MAX で ABS をつかっても,それほどはにおわなかった. それは Rostock が密閉型の構造をしているためだとかんがえてきたが,最大の理由はほかにあったようだ.
Printrbot+ では ABS のフィラメントがすぐにおくられなくなることに,なやまされていた. おもな原因はフィラメントのおくり機構だ. つよいちからでおくることができないので,すぐにフィラメントをけずるようになってしまう.
Rostock MAX のおくり機構はもっとつよいちからでフィラメントをおくることができる. そのため,これまで比較的低温でつかうことができていた. しかし,なぜかきょうはそれが限界に達して,温度をあげる必要にせまられた. その結果,ふたたび悪臭になやまされるようになった. フィラメントを十分にやわらかくするには,温度をあげる必要があり,そうすると悪臭がたちこめる. 安定に印刷するためには,強力な換気扇を用意しないかぎりは,このにおいをさけることはできないようだ.