イタリアのトレントへの出張のかえり,ヴェローナから成田への飛行機はボーイング 787 だった. 材料としてカーボン・ファイバーをつかっていることは乗客にはあまり関係がないが,電気的にあかるさがかわる窓などがあたらしい.
湯浅の電池がもえて,しばらく運行が停止されていたボーイング 787,これまで乗ったことはなかった. 窓側の席にすわったが,まどに物理的なおおいはなくて,その下にあかるさを増加/減少させるためのスイッチがついている. おもしろいのは,スイッチをおしてもすぐにはあかるさがかわらないことだ. まぶしさをさけるためだろう. 時間をかけて調整するようになっている. もっともくらくしても,そとの景色はわずかにみえている.
トイレにいく必要はかならずしもなかったが,どんなトイレなのかをみてみようとおもって,はいってみた. 従来機種とそれほどおおきな差はないが,センサ類がいろいろ追加されている. 手をかざすだけでフラッシュし,自動的にふたがしまるのは,日本人むけのしかけなのだろう. 私にとってはどうでもよいのだが…
例によって,まどからのけしきを写真にとる. 最初は夜なのでうつせないが,そのうちあかるくなってくる. またシベリアあたりのけしきをうつすことになるが,さいわい,往路と反対側をうつすことができた. ただし,かなりくもがおおくて,かぎられた場所しかうつせなかった.
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