本の主題は「なぜ滅びるのか」であり,副題に「再生の道」がついている. ほとんどのページは過去の分析にあてられている. 著者の両親も地方で酒屋を経営してきたが,現在はコンビニに転業し,還暦をすぎても あくせくはたらいているという. 「再生の道」という副題はあるが,最終章は観念的な分析にとどまっていて, 商店を利用する消費者についての考察はほとんどない. これでは再生はおぼつかない.
評価: ★★☆☆☆
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