とまったホテルから 20 分くらいでいけるレストランとしては,そのホテルのレストラン以外には 2 つしかないようだ. ひとつは学会会場である EIT ICT Labs のそばにあるレストラン,ここはおとといはいりそこなったが,わざわざそこまでいこうとはおもわない. もうひとつのレストランを選択したが,そこではおもうように注文できなかった. 結果的には 2 番めのレストランにいったほうがよかっただろうが,これもひとつの経験だ.
5 時くらいまではまちなかをあるいていた. しかし,まちの中心はひととおりみた. このあたりのレストランにはいりたいとおもっていたが,レストランは 7 時くらいにならないとひらかない. さらに 2 時間ここにいようとはおもわないので,もうすこしホテルにちかいレストランにはいることにして,すこしホテルのほうにあるくことにした.
Google Map をみるかぎりは,ホテルから歩行距離にあるレストランは,ホテルのレストランをいれて 3 つしかないようだ. そのうちまちから一番ちかいレストランをこころみることにした. いったんそのレストランにいったが,まだはやいので,まずはオープンの時刻だけを確認した. 18:30 と書いてある. それまでのあいだ,すぐそばにある大学の構内でベンチにすわる. ところが,その時刻にきてみると,7 時からオープンするのだという. しかたがないのでさらにそのあたりを 30 分間あるいて,ようやくレストランにはいった.
入口には紙に印刷されたメニューがあった. 英語は書いてないが,イタリア語でもそのメニューをたよりに注文すればよいとかんがえていた. 最初にきたときに英語が話せるわかいおとこがいることはわかっていたので,彼に注文すればよかった. しかし,彼はメニューをもってこない. きいてみると,メニューはないのだという. 英語も十分には通じず,メニューも用意していない. ホテルからははなれた場所にあるこのみせには,勝手を知った地元の客以外はほとんどこないのだろう. レストランがいろいろあればこのみせにはいる必要はなかったが,すくないのでしかたがない.
あとでとなりの客が注文するのをきいていると,パスタの種類,チーズの種類などをこまかく指定している. 客の注文に自由に応じるのでメニューがないということなのだろうが,英語でそうやって注文しても通じなかったかもしれないし,そういう注文のしかたは私にはちょっとできない. 男は私に antipasti を注文するかをきき,no というとつぎに pasta を注文するかをきいた. Yes というと pasta をならべはじめたが,途中で英語をしらべにいったようだ. こういう状態なので,イカスミのスパゲティとハーフの赤ワインをひとつ注文するのがやっとだった.
イカスミのスパゲティは量はすくなくて,パンとあわせてたべても十分な量とはいえなかったが,まあ,これでよしとしよう. エスプレッソもあわせて 18 ユーロなので,10 ユーロ札を 2 枚おいて,みせをでた.
きのうとおなじ道をとおるのではつまらないので,ホテルのある道を反対側からあるいて,ホテルにもどった. このほうが懐中電灯なしであるくことができる.
途中にちょっと tricky な場所があった. 道がまわりこんで反対側で接続している. まわったことを意識していなかったので反対方向にいこうとした. Google Map で方向が逆であることがわかって修正したが,それをみていなかったら,まよっただろう. iPhone の Google Map では方向がすぐに表示されるのがありがたい. 9 時まえにはホテルについた.
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