Rostock MAX 用の PLA のフィラメントは黒 1 色だけ買っていた. 「ゆらぎ印刷」 のために PLA が必要になり,これをつかってみたが,印刷物の写真をとるのに黒は適していないとかんがえて,白と透明のものとを発注した. ところが,これらを Rostock でつかうととてもまさつがおおきくて extrude されにくいことがわかった.
3D プリンタ用のフィラメントにはよく似たものがおおいが,製造者はたくさんある. 一見おなじようにみえても,その性質はさまざまだ. 今回買った PLA のフィラメントはとてもおくられにくい. 手でちからをかけておくってみても,ほとんどすすまなくなることがしばしばある.
おくられにくい原因をしらべてみると,ひとつはフィラメントの表面があらくて抵抗がおおきいことであるようだが,よりおおきな原因はフィラメントのふとさにあるようだ. これまでつかっていたものはノギスではかってみると実は 1.7 mm 未満だ. 今回のものはひえていても 1.75 mm ある. 1.75 mm をこえてはいないのだが,それでもおくられなくなる. 温度があがると 1.75 mm よりふとくなるためかもしれないし,かたちがいびつなのかもしれないのだが,それにしてもこれがうまくつかえないのは Rostock の設計にも問題があるようにおもえる.
2013-12-25 追記: Rostock MAX ではフィラメントがちいさなあなをとおる必要がある. さらに,チューブをとおる必要がある. チューブはだいぶ余裕があるが,その両端の金具にはあまり余裕がない. ふとめのフィラメントをとおすと,こすれて音がする. そこでかなりの抵抗がある.