安倍首相がダボス会議で基調講演をおこなった. 一部しかみてはいないが,NHK のテレビでみた印象では,よく練られたプレゼンテーションだと感じた. NHK では基調講演の成功をつたえ,それにくわえて安倍首相の日中問題あるいは戦争の危険に関する話が危惧をあたえていることにふれている. しかし,朝日新聞などのメディアでは基調講演の成功あるいは全般的な印象よりも,日中関係や戦争に関する発言をまずつたえているようにみえる. パランスを欠く報道のしかたなのではないだろうか?
日本の首相がダボス会議で基調講演をおこなったのははじめてであり,また安倍首相のプレゼンテーションはよく練られていて,いわゆるアベノミクスを中心とする日本の政策をうまく説明していたようにおもう. マスコミがダボス会議に関してまずつたえるべきなのは,このことなのではないだろうか? (写真は日経新聞から借用)
日中関係・日韓関係に関する発言や 朴 槿恵 (パククネ) 大統領と握手できなかったことなどもつたえる必要があるだろうが,それはダボス会議においては周辺的なことだ. それをかんがえて,もっとバランスよく報道するべきなのではないだろうか?
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