この本のタイトルをみると 「デザイン言語」 という概念に関するまとまった記述を想像するが,そもそも 「デザイン言語」 という概念が確立されているわけでもない. 副題の 「モノと情報を結ぶデザインのために知っておきたいこと」 のほうが内容をよくあらわしている. デザインにかかわる情報技術や認知科学など,さまざまな分野のことが列挙されていて役にはたつが,それらの関係はあまりはっきりしない. また,うすい本なのでそれらが十分に解説されてもいない. いささかフラストレーションがたまる本だ.
評価: ★★☆☆☆
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